地域健康講座に登壇しました

「セルフケア」と「セルフマネジメント」の違い

先日、倉敷市で開催された地域の健康講座に登壇しました。
テーマは「がまんも意志力もいらないセルフケア習慣」です。

本講座は、岡山県笑いヨガ協会主催のもと、
地域の健康づくりを目的として開催されたものです。

当日は、代表理事の万代京央子先生をはじめ、
各分野の先生方の講話や進行に支えられ、
非常に意義のある場となりました。

地域の一般市民、とくに比較的高齢の方が中心の場でしたが、
日常の中での不調やストレスへの向き合い方について、
参加者の方々の関心の高さを感じました。


今回あえて「セルフケア」という言葉を使っています。

企業向けの研修や支援では、
「セルフマネジメント」という言葉を用いることが多いのですが、
対象や文脈によって、あえて言葉を変えています。

「セルフマネジメント」は、
・自分を律する
・行動をコントロールする
・それにより成果を出す
といったニュアンスを含みます。

一方で「セルフケア」は、
・無理をしない
・整える
・回復させる
といった意味合いが強くなります。

今回の講座の対象となる方々にとって重要なのは、
「がんばること」ではなく「崩さないこと」です。

実際の現場でも、
「意志力で乗り切ろうとして挫折する、または悪化する」
ケースは少なくありません。

そのため、今回の講座では

・がまんや根性に頼らないこと
・日常の中で無理なく続くこと
・気力がない状態でも実行できること

といった観点から、セルフケアの考え方をお伝えしました。

これは対象が企業であっても本質は同じです。

企業では「セルフマネジメント」という言葉を使いますが、
実際に機能している人の多くは、
その土台として「セルフケア」は身についています。

つまり、

セルフケア(回復・安定)
→ セルフマネジメント(最適化・成果)

という関係です。

今回の講座は地域向けのものでしたが、
改めて、どの領域でも共通する本質を確認する機会となりました。

引き続き、現場に応じた形で、実効性のある支援を行っていきます。