経営者との対話から見えてきた、社員の健康課題と経営のつながり。
2026年9月15日、「しんきん合同ビジネス交流会」に、合同会社メディカルアシストとして初めて出展しました。
今回のブースで掲げたのは、
「社員の健康課題を、企業の成長へ。」
産業医、労働衛生コンサルタント、経営士という立場から、メンタルヘルスや休職・復職支援だけでなく、人材の定着や育成まで含めた当社の取り組みを紹介しました。
当日は、事前に設定された6社の経営者・責任者との個別商談も行いました。
食品製造、紙器、IT、製造業など、業種も置かれている状況もさまざまです。
しかし、話を深めていくと、ある共通点が見えてきました。
メンタルヘルスの話から、休職・復職、定着、管理職、人材育成、採用、組織づくりへ。
逆に、採用や定着について話しているうちに、社員の健康やメンタルヘルスの問題へつながることもあります。
今回の対話を通じて改めて感じたのは、
社員の健康課題は、「健康」だけを見ていても解けない。
ということでした。
50人になるまで、人の問題は待ってくれない
今回お話しした企業には、40~50人規模の企業も多くありました。
産業医の選任義務では「50人」という数字が一つの基準になります。
しかし、
企業の「人の問題」は、50人になるまで待ってくれません。
採用や離職、メンタルヘルス不調、休職・復職、管理職の対応などは、企業規模にかかわらず起こります。
むしろ規模が小さい企業では、一人の休職や退職による影響が大きく、専門部署がないため、経営者や管理職が直接対応していることも少なくありません。
だからこそ、
「義務になったから対応する」のではなく、必要になった段階から会社としての仕組を整えていく。
そんな視点が重要だと感じています。
健康を、人事・経営の言葉に翻訳する
メンタルヘルス、休職・復職、定着、育成、採用。
一見すると別々の問題ですが、実際の企業では、人事・労務・組織・経営の問題としてつながっています。
個々の健康問題だけを取り出して対応するのではなく、その背景にある仕事や組織まで見る。
今回、経営者・責任者と直接話したことで、
「健康を、人事・経営の言葉に翻訳する。」
というメディカルアシストの現在の立ち位置が、実際の中小企業が抱える課題ともつながっていることを改めて感じました。
初出展だからこそ見えた課題も
一方で、今回の出展では、こちら側にも課題が残りました。
商談で話が深まることと、その後の具体的な行動につなげることは別です。
必要な相手とは、その場で「次に何をするか」まで決める。
今回の経験を、今後の展示会や商談に生かしたいと思います。
今回の交流会は、これまで整えてきたサービス、資料、ブランド、そして「仕組」という考え方を、一つの形として実際の経営者・責任者に提示する最初の機会となりました。
個別の健康問題への対応で終わらせず、会社として対応できる「仕組」をつくる。
社員の健康課題を、企業の成長へ。
今回得た気づきを、今後の企業支援にもつなげていきます。



