言葉の曖昧さは、運用の曖昧さにつながる
人事や労務の現場では、
「言葉の使い方」が曖昧なまま運用されている場面に、
よく出会います。
例えば、「お願い」のつもりなのか、「依頼」なのか。
「面談」と表現すべき場面を「面接」と書いていたり。
言葉が曖昧なままだと、
判断基準も責任も曖昧になり、
現場ごとの解釈差や運用のズレにつながります。
特にメンタルヘルス対応や休職・復職支援では、
この“言葉の曖昧さ”が対応のブレとして現れやすいと感じています。
そのため最近は、単に正解を説明するだけではなく、
「どう考えるか」
「なぜその判断になるのか」
をテーマにした問いかけやディスカッション形式を、
研修や面談でも取り入れるようにしています。
知識よりも、状況に応じてどう判断するかの方が実務では重要です。
言葉を整えることは、単なる表現の問題ではなく、
組織の判断基準を整えることにもつながります。

